2013年2月13日水曜日

お待たせしました 4Cの情報です。

アルファ ロメオ 4C、ワールドプレミア






以下は、日本導入予定のアルファ ロメオ 4C の本国発プレスリリースの和訳です。


・ ミッドシップエンジン後輪駆動の新型アルファロメオ二人乗りコンパクトスーパー
  カー、ジュネーブ国際モーターショーでデビュー
・ 新型アルファロメオ 4C は、モデナのマセラティ工場で生産されたアルファロメオ 8C
  コンペティツィオーネでの経験の結集。2013 年に発売の予定で、これによりイタリアブ
  ランドのアルファロメオは米国市場に復帰
・ 全長 4m 以下、全幅200 cm、全高118 cm でホイールベースが2.4m 以下のコンパクト
  な車体
・ 新しい 4 気筒(4 cylinders)、排気量1750 cc のアルミ合金製ガソリンターボエンジン
・ Alfa TCT デュアルクラッチオートマチックトランスミッション
・ 「Race」モードが付いた新しいAlfa Romeo D.N.A.システム
・ 耐力・構造機能を持つカーボン製のシャシー
・ 4 kg/HP 未満のウェイトパワーレシオ


市販モデルのアルファ ロメオ 4C は、第83 回ジュネーブ国際モーターショーでデビュー
します。ミッドシップエンジン後輪駆動、二人乗りバケットシート搭載のクーペとして、
パフォーマンス、イタリアンスタイル、優れた技術、トータルな安全性の中で走りに対す
る最大の満足感を提供するというアルファロメオの DNA の中核をなすスポーツカーの本
質を表現しています。
アルファ ロメオのエンジニアにより設計され、モデナのマセラティ工場で生産されるこの
新型のコンパクトスーパーカーは、2013 年に発売される予定です。これにより、アルファ
ロメオは米国市場への復帰を果たし、アルファロメオの世界成長計画が本格始動すること
になります。
アルファ ロメオ 4C は、2011 年のジュネーブ国際モーターショーで衆人を驚かせたコンセ
プトモデルをそのままの形で実現したものです。このコンセプトカーは「AutoBild Design
Award」(2011 年ドイツ)、「Design Award for Concept Cars & Prototypes」(2012 年イタリ
ア)、「Most Exciting Car of 2013’ - ‘What Car?’」(2012 年英国)などで名誉ある賞を受賞し
ました。

4C とは
「4C 」は、ブランドの輝かしい歴史からインスピレーションを受けたもので、テクノロジ
ーの価値や未来への想いを伝えています。実にこれは、1930 年代と1940 年代の名車、8C
と6C に代表されるアルファロメオの輝かしいスポーツカーの伝統を物語っています。


ちなみに両車は、それぞれレース用と公道用とが設計され、それぞれパワフルな「8 気筒(8
cylinders)」と革新的な「6 気筒(6 cylinders)」エンジンを搭載しています。さらにそのデ
ザインレイアウトやボディ構造によって、本物のスーパーカーのウェイトパワーレシオ
4kg/HP 未満を実現しながら、エンジン最高出力だけではなく軽量化にも重点を置いて、最
大の敏捷性と最高のパフォーマンスを保証しています。これを達成するためにアルファロ
メオ 4C は、スーパースポーツカー(アルファロメオ 8C コンペティツィオーネを含む)
のカーボンファイバー、アルミニウム合金、後輪駆動といったテクノロジーや素材と、ア
ルファロメオの最新モデルのテクノロジーを活用するばかりではなく、それらのアップデ
ートを重ねて新型車のスポーツカーとしての魅力をさらに高めています。新しい1750 cc
アルミ合金製ターボガソリンエンジン、先進の「Alfa TCT」乾式デュアルクラッチオートマ
チックトランスミッション、そして、これまでなかった「Race」モード付きのAlfa Romeo
D.N.A.システムがこれを実証しています。

スタイリング
アルファロメオ スタイルセンターが設計した 4C については、アルファロメオブランド
の歴史の中で大きな足跡を残した従来のアイコン的モデルのいくつかをすぐに想起するこ
とができます。ディメンションやレイアウトの類似点ということになると、特に目に付く
のが「33 ストラダーレ」です。これは、究極の機械的、機能的要件と、まぎれもないアル
ファロメオの装いのエンジンとシャシーを「まとった」本質的なスタイルとを組み合せた
モデルです。4C も同様であることから、8C コンペティツィオーネで始まった旅を完結す
るものであり、小型化、力強さ、敏捷性などブランド固有のコンセプトを重視しています。

インテリアデザイン
デザイン要素や基本素材は、内装を際立たせ、すべて走りに対する最大の満足のために設計
され、作り上げられています。特に、インテリアから見えるカーボンファイバーはひとき
わ目をひきます。セントラルセル(モノセル) 製作に使用されているこのカーボンファ
イバーは、独創性を高めるためのテクノロジーや軽量化の取組みが一目でわかるようにし
てあるのです。

ディメンションとエアロダイナミクス
4C のコンパクトなディメンションは、競合の中で実にユニークで、二人乗りのバケットシ
ートを装備しています。全長は4m、全幅200 cm、全高118 cm で、ホイールベースは2.4m
以下でしかありません。これらのディメンションは、この車のコンパクトさを強調すると
共に、敏捷性を際立たせています。さらに、デザイナーの優れた取組みにより、この車は
最高レベルの空気力学的効率を達成し、レーシングカーとして高速時の安定性向上達成に
資する、過去最高のネガティブCz 値(ダウンフォース係数)を達成しました。

新しい「4 気筒」1750 cc ガソリンエンジン
ジュリエッタのクアドリフォリオ ヴェルデで既に使用されているエンジンを進化させた
「4 気筒」1750 cc ガソリンエンジンは、革新的なアルミブロックと、4C のスポーツカ
ーとしての魅力をさらに向上するように最適化された専用の吸気・排気システムを装備し
ています。さらに、筒内直接噴射、吸排気無段階可変バルブタイミング機構、ターボチャ
ージャー、ターボラグを除去する画期的なスカベンジングコントロールシステムをはじめ
とする最新の技術ソリューションを誇っています。

Alfa TCT オートマチックトランスミッション
1750 cc ガソリンターボエンジンは、革新的なAlfa TCT 乾式デュアルクラッチオートマチ
ックトランスミッションと組み合されます。その重量ときわめて速い反応速度により、こ
のセグメントでの正真正銘のベンチマークになっています。ギアチェンジは、ハンドルの
後ろにある「シフトパドル」を使って行うこともできます。
「Race」モードが加わった新しい Alfa Romeo D.N.A.システム
アルファロメオ 4C は、現在利用可能な3 つの標準設定、Dynamic、Natural(日本では
Normal)、All weather だけでなく、4 つ目のモード「Race」を特徴としています。これは
レーストラックでのドライビング体験をさらに高めることを目的としています。

Made in Italy のエクセレンス
アルファ ロメオとマセラティ両ブランドのまさしく最高の技術的工業的専門知識を活か
して4C の市販モデルは開発されました。特に、二つのブランドのチームワークは、アルフ
ァロメオの設計部門とマセラティの生産工場の統合に向けて発揮されました。つまり、こ
れもまた、1 世紀にわたる歴史を持ち、世界中で最も有名で人気のあるイタリア製品の代表
の一つであり続けるブランド、アルファロメオの特徴的特質でもあるのです。


トリノ発、2013 年2 月12 日

0 件のコメント:

コメントを投稿